「浜松山里・いきいきレポートー龍山・ぶか凧ー編」5月31日・6月1日放送分

ウィンディ(浜松ケーブルテレビ㈱)

2019年06月05日 12:53

こんにちは(*^_^*)
初夏というか夏を感じる5月があっという間に過ぎ、6月になりましたね!
梅雨の季節は、ジメジメムシムシ・・・ちょっと憂鬱になりますが、
今年は、そんな梅雨の時期もテンション上げて楽しもうと思っています!

さて、5月31日と6月1日放送の「浜松山里・いきいきレポート」は、龍山の話題♪
ということで、龍山の6月の風物詩をご紹介します。


6月といったら・・・「鮎つり」!を思い浮かべる方が多いと思いますが、
今回は、もう1つの風物詩の「ぶか凧」です!

「ぶか凧」ってご存知ですか?



龍山町瀬尻に伝わる「ぶか凧」。
龍山では、月遅れの端午の節句・6月15日と16日にあわせて、
初子の誕生を祝う「ぶか凧揚げ」が行われています。
初子の誕生を祝ってあげる凧・・・
浜松まつりの凧と同じような感じですが、凧は全くの別物。
1.凧は横長の形状
2.凧の糸目は2本・骨は4本
3.祝い凧の絵柄は「鶴」と「亀」
4.凧の上部に竹弓の“うなり”
5.揚げる場所は急斜面

このほかにも、和紙ではなく破れにくい紙を使っているなど、
いろいろ特徴がありますが、
急斜面でブーンブーンと音を響かせながら揚がる凧、迫力ありそうですよね。



実際に揚げているところを見てみたい!とお願いしましたが、
急斜面で揚げる凧、天竜川から吹き上げる風に乗せて揚げるということで、
風の強さ・向きが大事なんですよね。
で、条件が合わず、今回は見送りとなりました。


6月になると待ってました!とばかりに、凧好きの方が揚げるそうです。
浜松まつりが大好きな私、ラッパやお囃子の音が聞こえるとソワソワするように、
龍山の方たちは、凧のブーンブーンという音が聞こえるとみんな集まってくるんだそうです。

このブーンブーンという音は、かなり大きくて響くので、
上空500mくらいのところで揚がっていても、聞こえるということです。
6月1日から16日までの間、是非、龍山を訪れた際には耳を澄ませてみてください。
そして、ブーンブーンと聞こえてきたら、ちょっと上を見上げてみてくださいね♪

私も実際に揚がっているところを見てみたいです。
山里歴1年2か月ですが、今回はベスト3に入るほどの取材日和でした。



龍山を上から眺める景色、サイコー!!!
緑が美しい季節、お出かけになってみてください(^_-)-☆